関東に行った。
今思うと何故出かけたのかよくわからない。
おそらく庭に生えたシソの葉が渋くて酸っぱい顔をしてたからだ。
今じゃそう思う。
新宿についた。
「まったく、私はどこへいくのだろうか」
寒いし映画でも観ようと目の前の映画館に入る。レイトショー1000円
なんでもいーやと選んだ映画が、小林多喜二の「蟹工船」。白黒で映像も音もきたない昔の映画。
最初から、最後まで、ほどんど汚いおっさんしか出てこないこの映画。
はっきりいって苦痛としかいいようがなかった。
映画館にいるのは、若者私一人と初老のおじさん達。
「この人達は何故この映画を観に来たんだろう」そんなことを考えながら、結局最後の最後まで観た。見終わって、結局わたしは時間の無駄したなぁ。とおもったのだった。
私はこの日なぜか、午前中ずっと靖国神社にいた。
ずーーーっっと、閉館時間の音楽が流れるまで靖国神社にいたのだ。
靖国神社で戦いの神様に挨拶して、晩はプロレタリア文学を観て。
そーかこのために東にきたのか・・・・。
友達の家にフルーツトマトという宿代で泊めてもらった。
伊勢丹のフルーツトマトはうまかったねぇ。
東京に行ったら是非行ったほうがいい九段下駅の「靖国神社」
行くときは是非一人で。
空気が澄んでいてすごくきれいだった。
PR